社会保険庁長官経験者 天下り先で総額約９億３０００万円

社会保険庁の年金記録不明問題で、８５～０４年の社会保険庁長官経験者のうち、７人が天下り先の公益法人などから退職金や月額報酬を総額約９億３０００万円得ていたとみられることが分かった。退職金の最高額は約３１００万円（合計）だった。元長官らは退職金とは別に、再就職先で毎月１００万円前後の給料も受けている。今回の問題で、安倍首相は５月下旬、「歴代の社会保険庁長官の責任を明らかにする必要がある」との考えを示した。渡辺喜美行政改革担当相は、歴代長官の退職金の返還や、天下りのあっせん禁止などの対策に言及した。このような公務員トップの多くが退官後も厚遇され続けた実態に批判が集まりそうだ。現在年金問題にかかわった７人で９億３０００万円ですから現在進行中をプラスすればいったいいくらになるのでしょうね。死去した下村健・元長官を除く１１人全員が現在も公益法人などの幹部として現職のため、今後、さらに退職金額が増える。

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天下り退職金最高３千万円、月給１００万…歴代社保庁長官
6月8日2時11分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000115-yom-pol