＜足立区＞２人死傷の火災 出火元は１階物置 放火か？

東京都足立区保木間でアパート「丸金荘」で１８日未明に発生した火災で住人２人が死傷した件で出火元が１階の物置だったことがわかった。
アパートには４世帯７人が居住しており、出火当時は６人が在宅しており、４人が自力で避難したという。
残り２名のうち、２階に住む無職、畠山明美さん（５１）が全身にやけどを負い死亡、畠山さんの隣室の女性（６６）が意識不明の重体となっている。
足立区内では、１月以降現場から南１キロの駐輪場のバイクが１台、自転車７台が焼けたり、南４キロのマンションで屋内階段の踊り場に置かれたダンボールが燃え、住人３人が軽傷を負ったりと放火の疑いが強い不審火が連続して発生していた。
警察は、今回の火災も火の気の無いところからの出火ということもあり、放火の疑いで区内の火災との関連も含めて捜査を進めている。

＜火災＞放火か　東京・足立２人死傷
4月19日13時3分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100419-00000038-mai-soci

　東京都足立区西保木間１のアパート「丸金荘」の住人２人が死傷した１８日未明の火災はアパート１階の物置から出火していたことが警視庁捜査１課の調べで分かった。物置に火の気がないことから、同課は放火の疑いが強いとみて現住建造物等放火容疑で捜査を始めた。
　足立区内では１月以降、駐輪場のバイクが燃えたり、マンションの階段の段ボールが焼ける不審火が相次いでおり、関連についても捜査している。
　火災は木造２階建て約１４０平方メートルのうち９０平方メートルを焼き、２階に住む無職の畠山明美さん（５１）が逃げ遅れ、全身やけどで死亡。隣室の女性（６６）も煙を吸い意識不明の重体となっている。
　現場から南約１キロのマンションでは１月２４日未明、駐輪場から出火し自転車７台とバイク１台が焼けた。南約４キロのマンションでは４月４日早朝、屋内階段の踊り場に置かれた段ボールなどが燃え、煙を吸った住人３人が軽症を負った。【神澤龍二】