＜茨城県高荻市＞万引き犯の車から男児の遺体

　万引き犯を捕まえたら、乗っていた車から、死後１ヶ月過ぎた男児の遺体が見つかったという。
　６日午後０時２５分頃、スーパーで万引きをしたとして現行犯逮捕した夫婦の乗用車の後部座席から、ミイラ化した男児の遺体が見つかった。
逮捕されたのは、住所不定の無職、浅沼喜美（４２）と妻真由美（３７）の両容疑者で、茨城県高荻市のスーパー駐車場に車を止めスーパーで万引きしているところを店員に見つかり、車に逃げ込んだため男児の遺体が見つかったという。
男児は夫婦の子で生後１年前後とみられる。服を着て毛布のようなものをかけられていた。死後１カ月以上が経過しており、目立った外傷はなかったという。
茨城県警では、夫婦は他に娘（２）を連れて車上生活をしていたという。真由美容疑者は「かわいい子供を捨てられなかった」などと供述しており、助手席側のフロントガラスに、こいのぼりのおもちゃが飾られていた。
男児は生後一歳前後と見られるが、死後一ヶ月以上が経過している様子だという。

＜男児遺体＞万引きで逮捕の夫婦の車から発見　茨城・高萩
5月6日21時20分配信 毎日新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100506-00000097-mai-soci

　６日午後０時２５分ごろ、茨城県高萩市安良川のスーパー駐車場で、窃盗（万引き）容疑で現行犯逮捕された夫婦の乗用車の後部座席から、ミイラ化した男児の遺体が見つかった。県警高萩署は、保護責任者遺棄致死容疑の可能性もあるとみて遺体を７日に司法解剖し、男児が死亡した経緯を調べる。
　窃盗容疑で逮捕されたのは住所不定、無職、浅沼喜美（４２）と妻真由美（３７）の両容疑者。男児は夫婦の子で生後１年前後とみられる。服を着て毛布のようなものをかけられていた。死後１カ月以上が経過しており、目立った外傷はなかった。
　同署によると、夫婦は他に娘（２）を連れて車上生活をしていたという。真由美容疑者は「かわいい子供を捨てられなかった」などと供述しており、助手席側のフロントガラスに、こいのぼりのおもちゃが飾られていた。車上生活を始めた時期などは不明だが、男児の出生届は福島県内で出されていた。
　逮捕容疑は６日午後０時２０分ごろ、スーパーで菓子や飲料水など約３０点（計１万２０００円相当）を盗んだとしている。娘を連れてバッグに商品を詰めているところを店員に見つかり、車に逃げ込んだため男児の遺体が見つかった。娘の健康状態に問題はないという。【臼井真、原田啓之】