阿久根市竹原市長、昨秋の差別記述（ブログ）を陳謝

　阿久根市の竹原市長も大分自分の立場が分かってきたようですね。
市民団体が無理やり署名を集めたとしても、再立候補して選挙戦を戦えば、勝算もありと考えていたんでしょうが、集まったりコール票は市民の半数を超える１万３６４人分となっているのを見て、自分なりに反省して、住民に理解を求めるつもりのようだ。
だが、この状況になった事を見て、市役所で緊急記者会見をして、障害者差別と批判された昨秋のブログの記述を陳謝したというが、世間の目はそんなに甘くないでしょうね。
何でいまさら、かたくなに拒んできた記述内容に対する陳謝をここにきて行うのか、障害者の家族は首をかしげているという。
ここまで来たら自分の非をわび、市長辞職を行うしか残ってはいないのではなかろうか。
この先、意味のない戦いとなるであろう選挙戦に再出馬という選択肢は残っていないでしょうね。

阿久根市　竹原市長、ブログの差別的記述を陳謝　鹿児島
毎日新聞 9月15日(水)23時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100915-00000026-maip-pol


　鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が１５日午後、市役所で緊急会見し、障害者差別と批判された昨秋のブログの記述を陳謝した。竹原市長は会見の冒頭、「ブログの表現が差別しているような誤解を与えたのは事実。申し訳なく思っています」と釈明した。

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　これに先立ち、市長の解職請求（リコール）を進める阿久根市長リコール委員会（川原慎一委員長）が同日午前、解職の賛否を問う住民投票を求め有権者の半数を超す１万３６４人分の署名簿を市選管に提出。住民投票が現実味を帯びる中、陳謝は反発を和らげる狙いとみる市民もおり、障害者の家族は「なぜ今、陳謝なのか」と首をかしげた。

　竹原市長は昨年１１月、ブログ上に「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰（とうた）された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果養護施設に行く子供が増えてしまった」と記述。各地の障害者団体が抗議したが、かたくなに謝罪を拒み続けてきた。【福岡静哉、馬場茂】