原油の下げは家計の手助けにはならないのか

原油が値下がりし続けているが、家計への反映は来年春以降になるという。今現在の価格が3ヶ月前の高い状態のときの価格であるため、まだ値上げできなかったときの損失を補填できないためという。
でもこれはおかしくないのだろうか。9月に値上げしたときにはまだその3ヶ月前の安い材料を使っていたことになるわけだから、まだその時点で損失損失と大騒ぎする状態ではなかったはずです。
こういう状態のときこそ皆が納得できるようにきちんと説明できる行政であって欲しい。

---

ＮＹ原油７０ドル割れ　物価反映は春以降
10月18日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081018-00000061-san-bus_all

　世界同時不況で需要が落ち込むとの懸念から原油や穀物相場の下落が続いている。米国の原油先物相場は１６日に国際指標となる標準油種（ＷＴＩ）が終値で１バレル＝６９・８５ドルとなり、昨年８月以来１年２カ月ぶりに７０ドルを割り込んだ。１７日は７０ドル台に戻しているが、値上げラッシュに苦しめられてきた家計にとっては、まさに「干天の慈雨」ともいえる。ただ、相場下落が商品価格に反映されるには時差がある。食品などはいまだ値上げ局面にあり、家計が恩恵を実感できるのは来春以降になりそうだ。