労働局の是正勧告を受けサービス残業代支払う 富士火災

企業内のサービス残業がまた問題視されている。
サービス残業は正規の賃金が支払われない時間外労働の俗称です。
時間外の仕事に対して足きりを設けたりする企業が多く見受けられます。このような違法行為は日常的に行われているにも拘らず、従業員の反対が少ないのはそれに表立って反対することに対して企業側の報復人事が行われることがあげられる。
今このサービス残業が問題視されているがこの是正が大々的に行われれば日本の企業のほとんどすべてが関わってくる問題であろう。

---

サービス残業２億７４００万円、富士火災が勧告受け支払う
11月3日21時17分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000113-yom-soci&kz=soci

　富士火災海上保険（大阪市）が昨年、京都労働局などから「サービス残業」の是正勧告を受け、従業員約１０００人に未払いの残業代約２億７４００万円を支払っていたことがわかった。
　また、ホテルグランヴィア京都（京都市）も同様に、同労働局の是正勧告に従い、従業員約４００人に残業代約２億７００万円を支払っていた。
　富士火災海上保険によると、従業員が自己申告した残業時間と、使用しているパソコンの稼働時間が食い違っていたことなどから過少申告が発覚し、昨年６～８月、東京、京都の両労働局が是正勧告した。同社は全社調査を行い、２００４年からの２年分の残業代を全国の従業員に支払った。