＜愛媛県西条市＞ＪＲ予讃線の無人駅で７５歳女性引きずり

６日午前１０時５分頃、四国のＪＲ予讃線伊予小松駅で、愛媛県西条市の無職女性（７５）がホームで倒れているのを近くを通りかかった人が見つけ１１０番通報したという。
女性は頭などを打って軽い怪我を負っていたが、「電車の扉に手を挟まれたまま電車が動き出した」と話しており、ホームの東端まで約６５メートル引きずられた後約１５メートル先の線路に振り落とされた様子。
この駅は無人駅で、電車はワンマン運転だったという。
ワンマン運転の場合、運転士は発車直前に乗車する客がいないか、ホーム上のミラーで２度確認する規定があるというが、運転士は規定どうりの確認で分からなかったといっているという。
県警西条西署は業務上過失傷害の疑いもあるとみて運転士から事情を聴いているという。

電車に手挟まれ、引きずられ線路に…７５歳女性
読売新聞 12月6日(月)22時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101206-00001084-yom-soci

　６日午前１０時５分頃、愛媛県西条市のＪＲ予讃線伊予小松駅で、同市内の無職女性（７５）がホーム東側の線路上に倒れているのを、近くを通りかかった人が発見、１１０番した。
　西条西署によると、女性は頭などに軽傷。「電車の扉に手を挟まれたまま電車が動き出した」と話しており、ホームの東端まで約６５メートル引きずられた後、約１５メートル先の線路に振り落とされたとみられる。
　発表によると、女性は直前に発車した松山発観音寺行き普通電車（１両）後部の乗車口から乗り込もうとした際、閉まった扉に手を挟まれたという。
　電車はワンマン運転だった。同駅は無人駅。当時、この電車から数人が降りたが、事故には気づかなかったらしい。　ＪＲ四国によると、ワンマン運転の場合、運転士は発車直前に乗車する客がいないか、ホーム上のミラーで２度確認する規定がある。男性運転士（２８）は「２度確認したが、わからなかった」と話しているという。