＜中国＞麻薬密輸の日本人 ６日に死刑執行の通告

　中国で麻薬密輸罪で死刑が確定している、赤野光信死刑囚に対して、6日に遼寧省大連市で刑を執行する予定だと日本側に通知した。
今日死刑が執行されるということだが、厳しいですね。
日本と中国の麻薬に対する姿勢の違いでしょうか。
死刑の是非についての話は別にして、日本側は刑が重過ぎるとして懸念を表明したというが、温家宝首相は「覚せい剤密輸は何千人もの命を危険にさらす重大な犯罪だ。（死刑は）法律に基づいたものだが、比較的抑制的な姿勢で臨んでいる」と述べ、日本側に理解を求めたという。大まかに言えば、１Ｋ以上を取り扱った場合には死刑となるようであるが、赤野死刑囚等が扱った量は２．５Ｋといわれている。
抑制的な姿勢というのは、死刑が法的には５０ｇ以上の密輸となっているからのようだ。
残り３人の日本人についても８日に死刑が執行される模様。

6日に死刑執行＝麻薬密輸の日本人に－中国
4月5日17時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100405-00000082-jij-int

　【大連（中国遼寧省）時事】中国当局は5日、麻薬密輸罪で死刑判決が確定している赤野光信死刑囚（65）＝大阪府＝に対し、6日に遼寧省大連市で刑を執行する予定だと日本側に通知した。執行後、直ちに日本側に連絡するとしている。日中関係筋が明らかにした。
　中国側は3月29日、赤野死刑囚に対し1週間後に刑を執行すると日本政府に通告。5日午前には赤野死刑囚が収監されている大連市拘置所に親類と友人が面会に訪れていた。
　報道によると、昨年末に麻薬密輸罪で英国人に死刑が執行された際にも、前日に家族の面会が認められており、中国側は今回もこれを踏襲するとみられる。