自動車保険値上がりへ 高齢者は20%アップ

自動車保険が値上がりするという。高齢者ほど値上がり率が大きくなるそうだ。
そういえば最近高齢者の、ブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故や高速道路の逆走が相次いでいましたね。
事故が多くなれば保険金額が高くなるのはしょうがないかもしれませんね。
今まで事故が多いとして金額の高かった若い世代の自動車離れも影響しているという。
ただ無事故割引率の高い契約者が増えていることも、引き上げの要因になったというくだりは納得いきませんね。
無事故割引率が高いということは保険会社は、支払うべき保険金を支払うことなくただ取りしているわけだから、値上げの要因にはならないのでは?　自分たちの計算ミスや思惑ハズレも値上がり要因にするのはいかがなものでしょう。

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自動車保険、一斉値上げへ　参考純率を５・７％アップ
7月8日7時56分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000118-san-bus_all

　損害保険料率算出機構は７日、自動車保険の保険料を決める際の基準となる「参考純率」を平均５・７％引き上げたと発表した。保険料が高い若年ドライバーが減少しているほか、高齢者の事故増加で保険金の支払いが増えているためで、引き上げは平成１２年以来９年ぶり。損害保険各社は個別に保険料の値上げ幅を決めるが、来年度にも一斉値上げする見通し。事故の多い高齢者ほど上げ幅が大きくなる見込みだ。

　金融庁が同日、６月２２日に同機構から出されていた引き上げの届け出を了承した。保険料の安い小型車や無事故割引率の高い契約者が増えていることも、引き上げの要因になった。

　参考純率の引き上げ幅は、契約内容や年齢によって異なる。普通乗用車の１０等級の場合、６０歳以上は１９・９％の引き上げとなる一方、３０歳未満は１０・３％にとどまっている。

　各社は今後、値上げ幅や時期について検討するが、年齢や契約内容によっては値上げが不要になるケースもあるという。

　自動車保険は新車販売の低迷による保険料収入の減少で採算が悪化。昨春以降、東京海上日動火災保険など一部がすでに値上げしているが、純率の引き上げで再値上げに踏み切るとみられる。