熊本元教諭酒気帯び運転２回 懲戒免職には当たらない

生徒の個人情報を紛失した上、酒気帯び運転で２度摘発され、懲戒免職になった熊本県内の元中学教諭（４３）が、県教委に処分の取り消しを求めた訴訟の上告審で、最高裁第１小法廷（才口千晴裁判長）は１２日、県教委側の上告を退ける決定をした。
取り消しになった理由が、「酒気帯び運転の常習性はなく、教諭としての評価は極めて高かった」と認定して懲戒免職は重すぎるとした。お酒を飲んで運転することを教諭としての評価が高いことで相殺するような判決になっている。教諭としての評価が高ければお酒を飲んで運転しても良いという事になってしまう。ありえない判決です。今月１０日に神奈川県では５６歳の教頭が酒気帯び運転１回で懲戒免職となったニュースがあった。、熊本県では個人情報の入ったＭＯ紛失と酒気帯び運転２回でも懲戒免職は重すぎるという。裁判の基準はこんなにも日本国内で違うものでしょうか。ＭＯ紛失だけでも懲戒免職に相当します。

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酒気帯び運転教諭への免職処分、取り消しが確定…最高裁
7月12日22時13分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000213-yom-soci