クレーン倒れ１名死亡.３人重症 長野県駒ヶ根市

　２２日午後２時３５分ごろ長野県駒ヶ根市の病院建設現場で、大型クレーンが倒れ、１名死亡し、３人が肩の骨を折るなど重傷を負ったという。
県警駒ヶ根署によると、アームは最大６０メートルまで伸びるもので、２階天井の型枠に使った角材３０本を吊り下げていたという。
そんなに高い位置で間なく、風も現場周辺で７から９メートルくらいの南風だったということです。
最近このクレーンの転倒事故がかなり多く報告されているようなんですが、未だこれに対しての対応策・改善策などは出ていないのでしょうか。
もともと不安定な状態で作業をしているわけですから、多々倒れることがあらば、基準の見直しなど早急に行う必要を感じますね。

---

クレーン横転　病院建設現場で１人死亡、３人重傷　長野
2月22日18時45分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000022-maip-soci

　２２日午後２時３５分ごろ、長野県駒ケ根市下平の県立駒ケ根病院本館建設工事現場で、大型クレーンが倒れたと同病院から１１９番があった。

【クレーンの事故】クレーン転倒：トラック下敷き　東京・千代田区（０９年４月）

　県警駒ケ根署によると、アームは最大６０メートルまで伸びる。２階天井の型枠に使った角材約３０本をつり下げていた。作業員４人が巻き込まれ、長野市中条住良木（すめらぎ）、大西睦男さん（３０）がアームの先端部分の下敷きになり、搬送先の病院で死亡。アームに接触するなどした▽有賀誠さん（３６）▽三浦隆さん（４７）▽藤沢利行さん（６１）の３人が右肩の骨を折るなど重傷を負った。同署はクレーンの操作に問題がなかったかなど、業務上過失致死傷容疑で事故の詳しい状況や原因を調べている。
　県施設課や施工業者によると、４人は建て替え工事中の本館２階で、床部分の電気の配線などをしており、そこへアームを長く伸ばしていたクレーンが倒れてきたらしい。けがをした作業員は「気が付いた時には体が飛ばされていた」と話しているという。長野地方気象台によると、現場周辺は風速７～９メートルの南風が吹いていた。
　同病院の説明では、０９年９月から１０年１１月末までの予定で本館の建て替え工事をしていた。入院病棟が事故現場に隣接していたが、患者や職員にけがはなかったという。【大平明日香、小田中大】