下久保ダムの白骨2遺体事件＝「教育の一環」で暴行と供述

　新潟県南魚沼市石打の建設会社「藤和（とうわ）」の土木作業員、佐野航(わたる)さん（当時19歳）とみられる白骨化した2遺体が、昨年9月、埼玉と群馬の県境にある下久保ダムでみつかった事件で、社長の更科朗容疑者（35）と社員4名が逮捕されたが、その一部が捜査本部の調べに対して「教育の一環だった」などと供述していることが分かった。
　社員を殺しておいて、教育の一環とはよく言ったものですね。
見つかった遺体は2人、もう1人も佐野さんの同僚男性と見られているが、5容疑者の中には「手は出したが、道具は使っていない」と供述しているものもいるそうだ。
教育は教え育むということであって、決して命をとることではない、こんなことで、こんな人たちに殺されたら浮かばれませんよね。
それにこの容疑者たちの反省がまったく感じられない供述も怖さを感じさせますね。

暴行は「教育の一環」と供述…白骨２遺体事件
読売新聞 1月12日(水)18時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110112-00000909-yom-soci

　埼玉、群馬両県にまたがる神流(かんな)湖岸で、新潟県南魚沼市、土木作業員佐野航(わたる)さん（当時１９歳）とみられる白骨遺体など２遺体がみつかった事件で、佐野さんへの傷害容疑で逮捕された建設土木・人材派遣会社の社長更科朗(ほがら)容疑者（３５）と従業員の計５容疑者の一部が、新潟、埼玉、群馬３県警の合同捜査本部の調べに対し、「教育の一環だった」などと供述していることが１２日、捜査幹部への取材でわかった。
　佐野さんは更科容疑者の会社に勤めており、２００９年１２月中旬～１０年２月下旬頃、勤務先で、拳や木刀で殴られるなど日常的に暴行を受けていたとみられている。５容疑者の中には、「手は出したが、道具は使っていない」などと供述する者もいるという。
　合同捜査本部は、もう１人の遺体は行方不明になっている佐野さんの同僚男性とみて、両遺体の身元特定を急ぐとともに、死亡した経緯を慎重に調べている。