山陽新幹線女性と接触 腕切断 １３５００人が影響

　３１日午前９時５５分頃、ＪＲ山陽新幹線尾道駅構内で、博多発東京行き「のぞみ１６号」が通過する際に線路付近にいた女性と接触した。
のぞみは、上り線に２本ある線路のうちホームから離れた方を時速２８５キロで通過、女性はホームから降りて線路付近に立っていたという。
運転士は線路を横切った人影にきずきブレーキを踏んだが、間に合わず、駅を過ぎて４キロのところで停車したという。
女性はのぞみとの接触時に腕を切断して重体であるが、命に別状はないという。
新幹線の上下線で１９本が遅れ、約１万３５００人に影響が出た。

鉄道事故　女性が「のぞみ」と接触、腕切断　ＪＲ新尾道駅
5月31日11時57分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000010-maip-soci

　３１日午前９時５５分ごろ、広島県尾道市栗原町のＪＲ山陽新幹線新尾道駅構内で、博多発東京行き「のぞみ１６号」（１６両編成、乗客約９８０人）が通過する際、線路付近にいた女性と接触した。山陽新幹線は広島－岡山間で上下線の運転を一時見合わせ、ダイヤが乱れた。
　尾道市消防局によると女性は左腕を切断したが、命に別条はないという。ＪＲ西日本によると、のぞみ１６号は上り線に２本ある線路のうちホームから離れた内側を時速約２８５キロで通過。女性はホームから下りて線路付近に立っていたとみられる。【中尾卓英】